いい天気
4月に入って雨ばかり。
昨日から降り続く雨は夜半には雪に変わるんじゃないかと思うくらい寒かった。
畑の野菜たちも季節外れの寒さにきっと驚いているんじゃないかな。
畑で土や草木と向き合うようになって、天気予報を気にするようになった。週間予報を見てから、明日と明後日の天気予報を雨雲レーダーで詳しく。がいつものチェック。
天気とはほんとうによくできでいるな、と
草木を生かすために神様の采配で天気を決めているんじゃないか。
晴れた日がずっと続くと、雨がくる。
またその逆も。
大雨のあと風が吹き大地を乾かす。
そうやってバランスをとっているんだよ、と農家の方がおっしゃってたのを思い出す。
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畑仕事をする前は、
雨が降れば残念がり、
晴れた日は「なんて良い日なんだ!」
と喜んだり。
暑い日は暑くて文句を言って、
寒い日は寒くて早く春がこないかな、
なんて。
ずいぶんと身勝手な天気への不平不満。
だけど今では、
雨の日も、風の日も、
曇りの日も、晴れた日も
畑の野菜が育つにはどれも必要な季節・天気だと身に染みて理解してからは、天気に文句言うこともなくなりまして。。
草木にとっては大きく成長するために、
どんな日も「良い日」なんだと思う。
だから良い日って毎日のことで、
特別な日のことじゃなく、
今日という日も良い日ですよ。
と、いう気づきに至ったわけです。
そんな風に思えるようになって、
4月に入ってからの雨ばかり続く日も、
自然界の草木たちが何やら必要があって
雨雲を呼び寄せているのかも、と。
自分以外の側からこの世界が見えるようになったら、きっと誰もが優しくて調和に満たされた世の中になるんじゃないか、と。
窓の外の雨を眺めながら
考えていたことを記しました。